埼玉県川越市 ホンダカーズ埼玉南様 デントリペアでデリカD5のヘコミを修理
2016年09月/26日 更新
長い雨の日が続きますね。
今回は埼玉県川越市の㈱ホンダカーズ埼玉南様にお伺いしております。
http://www.hondacars-saitamaminami.co.jp/
営業の森さんからのご依頼で修理する車は売約車の三菱デリカD5です。
まず、この車を見てびっくりしました。
この車はフロントフェンダーが樹脂で出来ているんです。
そう、バンパーと同じ素材なんですよ。
だからへこまない!!!
そういう車が増えてきましたねー。
正にデント屋泣かせです。
まず、最初の2つのへこみです。
小さいのも入れると4つありますね。
拡大して見てみましょう。
なかなか難しそうなヘコミですね。
どれも傷が入ってしまっている、すごく深いヘコミです。
かなりやりがいがありそうです。
今回はこの2本の工具を選びました。
キーポンイントはこの工具。
ヘコミがサイドインパクトビームの中にあるのでツイストツールを使います。
でも非常に薄いものが必要だったので、ちょっと変わったこの新型ツールを使います。
これがどんな薄いスペースにも潜り込んでくれて、なおかつねじれ剛性がとても強いのでとっても強力な武器になるんです。
ヘコミがかなり深いので一度出っ張りにして、へこみの芯の部分を出します。
その後、ポンチで均して完成です。
どうでしょう?
なかなかきれいに直ってくれましたね。
はい、次!!
これも深いですね。
拡大して見てみましょう。
これも中心に傷が入ってしまってます。
これも同じように芯を出すために出っ張りにします。
そしてポンチで均して・・・
はい、完成。
これも特に問題なく直りました。
はい、次が最後!
これは難しそうだなあー。
リアフェンダーの縁の部分から横にへこんでいます。
まず、リアタイヤを外すことにしました。
それでホイールハウスの内側に小さな穴をまけます。
ここから工具をいれます。
だいぶいい感じで直ってきました。
でも、どうしても縁の部分に工具が入りません。
お客様と相談した結果、ひっぱり工具でも直せるのですが、色がパールという事もあり
塗装剥離のリスクを考えたら、へこみはこのまま残していいという判断になったので
最後の縁の部分は直さないことにしました。
ぱっとみ殆どわからないから、これでOKだと思います。
ここ埼玉県川越市の㈱ホンダカーズ埼玉南様とはもう20年来の古いおつきあいです。
http://www.hondacars-saitamaminami.co.jp/
今回、お仕事のご依頼を頂いた森さんにインタビューしてみました。
石原「今回はどういった経緯でへこみを直す事になったんでしょか?」
森「お客様がこデリカD5をとても気に入って頂いていたのですが、
車も新しくて程度がいいのに、このヘコミが残念だというお話だったんです。」
石原「なるほどー。」
森「それで今回購入を決めて頂けるのであれば、このヘコミ修理代はサービスさせて頂きますとご提案させて頂きました。」
石原「すごい!森さん、太っ腹ですね。」
森「これで気持ち良く乗って頂けるのであれば、お安いご用ですよ。」
石原「素晴らしい姿勢ですね。
森さんがいつも納車前に気を付けてることはありますか?」
森「まずは現車をかなり細かく確認して頂きます。
それで購入を決めて頂いたお客様のお車をそこからさらに仕上げていって
初めに見た時よりもうんときれいになるようにどんどん仕上げていくんです。」
石原「それはすごいですね!」
森「ヘッドライトのくもりとか小キズとかもできるだけきれいに仕上げて
お客様の満足度を高くできるように努力をしています。」
石原「なるほどー。すばらしいですね。
僕がお客様の立場だったら感動してしまうと思います。
ここがこのお店が売れ続ける理由なんですね!
今日はとても勉強になりました。
ありがとうございました!」
森「この記事を見た方もぜひ気軽にお店に遊びにきてください!」
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ヘコミ救急隊 石原潤一