仙台市若林区にてPEUGEOT(プジョー)308のへこみをデントリペアで修理
2017年03月/22日 更新
今日は仙台市若林区にてプジョー308のへこみを修理してきましたのでご紹介します。
今回施工する場所は、右フロントドアです。ちょうど中央より少し下の方ですが、水平に線状に折れてへこんでいます。歪んでいるところを入れると10cmはあるでしょうか。折れ線に沿って擦り傷も入っています。
また、へこみの上部が水平の山脈状に盛り上がっているようです。これは裏側にビームという補強の梁があって、へこんだ時に裏側から当たって逆に押し出すようになり盛り上がったものですね。ということは、へこみの裏側にはビームがあり、施工の障害物になる可能性があるということです。
まずは、いつものようにドアウィンドウの隙間からツールアクセスしてみます。すると案の定ビームが障害物になっています。しかも輸入車に多く見られるように、パネルとビームを接着しているシール剤がまんべんなく塗布してあり、うまくツールアクセスができません。
そこでこの工具の登場です。「シールカッター!」
先っちょがこんな風になってます。
以前にもご紹介しましたが、ステンレス定規を加工して作った私の手作り品です。これでへこみの裏側のシール剤を部分的に切り取ってから施工していきます。
そして、今回使うデントツールはこれ、ホエールテールのハンドツールです。これをこれをビームとドアパネルの隙間に差し込んで押し出していきます。
とはいえ、今回は10cm弱の大物ですので根気強く少しずつ押し出していきます。
少し時間がかかりましたがなんとか完了です。
線状の折れ線部分には若干痕が残っているのですが、通常の目線ではほとんど認識できないと思います。担当の方にも「大丈夫です!」をいただきました。ありがとうございます。