ヘコミ救急隊　寒河江工場オープン

へこみ屋新聞 2014年10月1日

第17号へこみ屋新聞　2014年10月1日発行『ヘコミ救急隊が発行している情報誌』

ヘコミ救急隊　寒河江工場オープン

雹害車すぐに入庫できます！

今年の八月に天童市を襲った雹で、車に多数の被害が出ました。ひどい地域ではゴルフボール大の雹が降り、窓が割れてしまった車もあったとか。一瞬にしてボコボコになってしまった愛車をみて呆然とされた方も多かったと思います。そんなときに活躍するのがデントリペアという技術です。デントリペアとは塗装せずに裏からヘコミを押し出して直してしまう技術。部品交換や塗装をしないで済むので板金塗装よりも早くてきれいにそして安く直るのが特徴です。

デントリペアを専門に施工する会社がヘコミ救急隊です。私たちはデントリペア一筋二十年の歴史がある業界の老舗で、過去に七千台の雹害車の修理実績のある業界最大手の会社です。

私たちヘコミ救急隊のヘイルチーム（雹害対策専門チーム）は日本全国どこでも雹災害のあった地域に駆け付けます。雹災害が起こるとその町に数万台から数十万台の雹害車が発生します。すると県内中のありとあらゆる修理工場がパンクしてしまいます。長い時には一年以上の修理待ちがでる場合もあります。

そんな時に地元の修理工場のお手伝いをさせて頂くのが私たちヘコミ救急隊です。通常の板金塗装では一週間以上かかってしもうようなボコボコの車もわずか数日で直せるのがデントリペアの特徴です。寒河江工場ではデントリペアのデモンストレーションも行っております。

デントリペアってどんな技術！？

デントリペアとは正式名称はペイントレス・デントリペア（Paintless dent repair 略してPDR)と言います。文字通り塗装せずにヘコミを裏から押し出して修理する技術の事を指します。

デントリペアの特徴は鈑金塗装と比較した時に早くて、安くて、きれいというところです。小さなヘコミであれば数分で直せて、金額も板金塗装の半額以下（へこみのか所が少ない場合）で修理する事が出来ます。また塗装せずに修理する為に色変りする心配がありません。

今回の天童で起こった雹害車の修理はデントリペアが最適です。特に屋根がへこんでしまった車は通常の直し方では屋根交換になってしまいます。屋根交換で修理した車は過去に横転事故などを起こした重大事故車というレッテルを貼られてしまいます。するとその車の価値は著しく下がってしまい、売却の際に値段がつかなくなってしまいます。

デントリペアの修理方法はこのように光を当てて塗装の肌を見ながら慎重に裏から押し出していきます。その微妙な工具の動かし方で、1mm単位で鉄板の凹凸を調整するのです。デントリペアの技術は職人気質が強いという特徴から施工する職人によって仕上がりが全然違うというところがあります。

ヘコミ救助隊ってどんな会社？
世界中の雹災害に駆けつける専門のチーム

私たちヘコミ救急隊は日本全国の様々な雹災害があった町から修理の依頼を受る、雹害車修理の専門のチームです。遠い時は外国の会社からも修理の依頼を受ける事があります。修理の依頼を受けたらい時でも数ケ月、長い時は数年その町に滞在して雹害車の修理にあたります。

この赤いバスに全ての機材と什器と工具が積んであり、雹災害があった地域に瞬時に駆け付けて対策にあたります。この車自体が動く会社なのです。まるでサーカス団のように日本全国の雹が降った地域を転々としながら仕事をします。このバスの中は三部屋あって二部屋が事務所スペース、一部屋が寝泊まりできる居住スペースになっています。左の写真は車内の事務所スペースで仕事の様子です。とても車中には見えませんね。

私たちは移動しながら運営している会社なので地元の企業の皆様への配慮も怠りません。必ず地域の会社様の下請けとして仕事に従事して利益還元に努めています。私たちは人様の庭先で営業させて頂いているという意識をいつも忘れないように心がけています。私たちヘコミ救急隊は様々なメディアに取り上げられたり、テレビ取材を受けたりするような業界では有名な会社です。

大石田出身の佐竹が対応します

写真は2014年7月にTBSテレビの夕方のニュース番組のＮスタから取材を受けた時の様子です。全国放送で、へこみ救急隊が紹介されました。

ヘコミ救急隊は雹災害が起こると、日本全国各地に散らばったメンバーが召集されます。今回は総勢16名で寒河江工場は運営されています。みんな出身は様々で京都、滋賀、大阪、宇都宮、神奈川、千葉、埼玉、宮城、そして一番遠くはブラジルからも応援を呼んで作業をしております。左の写真はお昼休みの様子です。みんな様々な方言でお話しているのがとても不思議な感じです。日系ブラジル人の方が何名かいるのでポルトガル語まで聞こえてきます。

今回の寒河江工場のマネージャーはなんと大石田出身の佐竹が務めています。遠くから遠征で来ているデント屋さんたちは一通り作業が終わったらそれぞれの地元に帰ってしまいます。その後、納車になった車に数か月後に何かトラブルがあった時に本当に対応してもらえるのか不安な方も多いかと思います。私たちヘコミ救急隊は地元が大石田の佐竹が末永くアフターフォローさせて頂きますのでご安心ください。