MRーSのリアフェンダーのへこみを狭山市で修理
2014年01月/20日 更新
今日は埼玉県狭山市のセルフボックスさんに来ています。
ここの本橋社長はとてもフェラーリが大好きな、変わった方です。
このようにショールームには社長のコレクションが並んできます。
まるでプラモデルの陳列棚のようです。
彼は車屋さんでフェラーリを扱っているのにお客さんにフェラーリを売りません。
しかもお店には看板もなにもなく、車屋さんであることすらわかりません。
一体、どんな会社なのでしょうか。
「俺はちょっとかっこよく見せたくててフェラーリに乗りたいと思っているような奴には売ってやんねえんだ。」と社長。
社長は超フェラーリマニアです。
この車の曲線はデザイナーの誰が描いてね、ここにこういうこだわりがあってね、、。
この年式は不作でね、ここのこういう不具合があんの。でもこれがまたいい味をだしててかわいいんだ。
と次々とフェラーリ談義が出てきます。
だからフェラーリ自体に愛着のない人には乗ってほしくないらしく、帰ってもらうそうです。
一元さんお断り。
だからお店の看板もないのでしょう。
僕がフェラーリを買う事があったらオークションなどの安く買えるルートが自分にあっても彼から買いたいです。
だって基本的にフェラーリはまめなメンテナンスが必要でしょ?
だから長く乗りたいのであれば詳しい人が傍にいないと楽しめないですから。
僕は社長の仕事のスタイルがすごく好きです。
おっといけない。
今日は仕事に来てたんだ。
ここに来ると社長の話が面白すぎてへこみを直すのを忘れて帰りそうになります。汗
今日直すのはMR-S。懐かしいですね。
普通の車は運転席の前にエンジンが載っているのが特徴ですが、この車はこのようにトランクの部分にエンジンが載っている2人乗りのスポーツカーです。
今回のヘコミはリアフェンダーの上の方に縦チョップをくらっています。
このようにテールレンズを外して、フックをひっかけてテコをとりながら裏からへこみを押し出します。
どうですか?
きれいに直りました。
角度をかえてもう一度確認。
こうしていろんな角度からみて歪がのこっていないかチェックします。
今回使った工具はこちら。
あっという間に終わってしまった。
ここ本橋社長に会いに来るのはいつも楽しみです。
またいろんなお話を聞かせて下さい。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一