エスティマ(ESTIMA)の雪害によるルーフのへこみをデントリペアで修理 渋谷区
2014年02月/25日 更新
今回のお車はまたしても雪害による被害にあった案件です。
お車はエスティマです。
へこみの大きさはなんと!!!
1mを超えております!!驚
見てください!このへこみ。
お客様によるとこのへこみに水たまりが出来ていたそうです!!
果たしてちゃんと直るのでしょうか???
2つ目のへこみがこちら。
後方にもう一つのへこみ。
こちらも1mを超えています。
もうデントリペアの次元を遥かに超えています。
斜め後方からはこんな感じ。
後ろのへこみの方がいくらか浅いです。
お客様がディーラーに持ち込んだところ、屋根交換と言われてしまったそうです。
これだけ大きければそれは免れないでしょう。
でもお客様としては事故車にしたくないという思いと屋根を切りたくないというご希望から
今回はデントリペアを選択されたそうです。
お客様には
「完璧な仕上がりは難しいけども、
今より見ためはだいぶ良くなりますけども、そのような仕上がりでもよろしいですか?」
という条件で了解を頂いたので作業にかからせて頂きました。
それでは早速、修理に入ります。
まずは内装のバラシからです。
どんどんバラバラにしていきます。
そして次に骨と鉄板との間のシーリングを切っていきます。
すると・・。
こんな感じでへこみの大部分が出てきます。
しかし、手前にへこみの縁だった部分がでっぱりとして残っているのが見えますでしょうか?
ここを丁寧に叩いて平らにしていきます。
一生懸命作業にあたる、南雲隊員。
手前にあるのは防音・保温の為のスポンジです。
それを剥がして鉄板をむき出しにしてから、へこみを裏から押します。
今回のへこみは大きすぎて、補強の骨がひどく曲がっておりました。
さすがにここまで曲がっていると元通りにならないので、表の鉄板が暴れないように
間に発砲スチロール製のスペーサーを入れて、そこにシーリングを打って補強する事にしました。
しっかり収まりよくはまっています。
これで振動でヘコミが元に戻ってしまったり、
洗車の時に手を突いたらヘコミが戻ってしまった!!
なんて事はないでしょう。
あとは、ひたすらハンマーリングでどんどん平らにしていきます。
どうですか??
なかなかいい感じです。
あと、もう一息!!
永遠とハンマーリングででっぱりの部分を叩いていきます。
数時間格闘の末、ようやく完成です!
どうでしょう?
あちらこちらに薄いひずみは残っていますが、お客様には十分にご満足頂けたようです。
PS.最後になりましたが、雪害による屋根やボンネットのへこみは車両保険で修理する事ができます。
諦めずにまずはヘコミ救急隊にご相談ください。
また現在、予約が大変込み合っておりますが、順番に対応させて頂いております。
なるべく早くに着工できますよう、努力しておりますのでご了承ください。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一
練馬店 南雲康広