職業能力開発センターでデントリペアの特別講座を開催
2014年03月/17日 更新
毎年恒例をなっております、東京都立中央・城北職業能力開発センターの板橋校で
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/itabashi/index.html
デントリペアの特別講義をしてまいりました。
この学校は、板金塗装や整備を教えている職業訓練学校です。
この行事は世の中にはこのような「デントリペア」という特殊板金技術があるんだよ
という事を生徒のみなさんに体験して頂くのが趣旨となっております。
この行事はもう毎年恒例になっておりまして、今年で8年目になります。
まず始めに、ヘコミ救急隊の歩みから説明しました。
この会社は僕がレース資金を集めるために設立した会社がスタートだったという話をしました。
きっかけになったのが「バリバリ伝説」というマンガ。
この漫画が起業のきっかけだったんです。
このマンガを知っているという生徒が何人かいて嬉しかったです。
続いて、現場に入りデモンストレーションです。
実際にへこみを作り、目の前で直して見せました。
きれいに直ったのを見て「おお!!」と感動の声と拍手も聞こえてきました。
通常の板金塗装の工程からするとかなり早いので驚きだったようです。
続いて、いきなりへこみを直すのは無理なので点突きの練習を体験して頂きました。
みんな口々に「うおーー!むずかしいーーー!」
なんて悶絶しながら練習していました。
ここからはそれぞれ、石原班、佐竹班、高橋班の3班にわかれで講習の開始です。
佐竹班は比較的大人しめの生徒さんが多く、行儀よくちゃんと聞いてしっかり練習をしていました。
高橋班の方は技術よりも仕事そのものに興味があるらしく
「高橋先生はいくら稼いでるんですかー?」
「先生はどんな車にのってるんですかー?」
とか収入にまつわる話で非常に盛り上がってました。
デントリペア以外にもグループルという技術がありますよ
という説明をしているシーンです。
みんな初めて見る!と驚いていました。
毎年、ここに来る度に若さと可能性に満ち溢れている青年たちに触れるのは楽しいなと思います。
彼らはこの4月から卒業して新社会人として多くの方が自動車業界に羽ばたいていきます。
これから期待と不安が沢山ある生活が始まると思いますが、ぜひとも頑張って頂きたいと思っております。
我々も開業当時の事を沢山思い出すシーンがあり、初心にかえる事の大事さを思い出しました。
毎年および頂いてありがとうございます。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一