モータージャーナリストの清水和夫先生と石原が対談

2014年04月/28日 更新

へこみ救急隊埼玉店担当の石原潤一
モータージャーナリストの清水和夫先生と石原が対談

先日、永田町にて隊長の石原が所属しております日本青年会議所自動車部会の例会がとりおこなわれました。

今回のセミナーは私たちが主催しております。
セミナーの企画から集客そして運営まで全て私たちで行います。

 

今回はゲストにあの有名なモータージャーナリストの清水和夫先生をお招きして、

自動車の自動運転について講演頂きました。

 

さて、今日は一体どんなお話が出てくるのでしょうか?

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まずは、世の中の自動車の自動運転の技術がどの程度進んでいるのかについてお話頂きました。

 

世間では技術のものすごい進歩で数年後には無人の車が町中を走り出すような

お話が盛んにされています。

この記事もその一部です。

http://news.mynavi.jp/news/2014/04/29/025/

 

しかし、清水先生のご意見ではまだまだ沢山考慮するポイントがあり

実用化まではまだ長い道のりがあるとの事でした。

 

印象的だったのが、馬車の馬は崖手前で止まるが自動運転の車はまだ確実には止まれないそうです。笑

それでは危なくて乗れないですね。

 

しかし事故は毎年70万件発生していて、そのうち4300名が命を落としているそうです。

しかも、この事故の中の90%がヒューマンエラーだそうです。

 

清水先生のお話ではこのヒューマンエラーは自動運転で補助できるのではないかとお話されていました。

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米国のNHTSAによると自動運転には4つのレベルがあるそうです。

現在の技術ではまだレベル1。

レベル4まで行くのには数十年かかりそうです。

 

しかし、IT技術の進歩も目覚ましいので意外と早くに実現するかも。

そんな風に思いながらも講演を聞かせて頂いておりました。

 

そもそも「自動車とはどんな乗り物なのか?」

という定義を「ウイーン協定」という場で定義されており、そこではドライバーが中にいる事

と書かれています。

すると、完全に無人で動くようになった車は「自動車」ではなくなるという訳です。

 

 そこで大事なのは、このプロジェクトは

  「誰のために?何のために?」

この自動運転を作るのかというコンセプトが何よりも大事になります。

 

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ここまで、先生のお話を踏まえてのディスカッションです。

日本全国から自動車ディーラーの経営者から整備会社、中古車販売店など自動車関連のありとあらゆる業者さんが集まっております。

 

みなさん、自分の会社にどのような影響がでるのか興味深々です。

 

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板金塗装関連の会社の方で、

「仕事が激減するのでは!?」

と心配されている方がいましたが、明日すぐに仕事がなくなるわけではありませんが長期的に見たときに車同士がセンサーでぶつかれなくなる日が近づいてきているので

今から準備は必要なのではないかと思いました。

 

我々、ヘコミ救急隊もしっかり準備しないといけないですね。

 

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今井先輩が、なんとなくピースをしています。笑

 

今から36年後、私が76才になる頃の地球上には24億台の車があるだろうと言われています。

 

現在、日本の自動車保有台数が7千万台。

   アメリカが2億6千万台。

   中国が1億台で毎年2200万台増えています。

そして現在、地球にある自動車の台数が8億台。

 

それが2050年には24億台になると言われています。

そもそも化石燃料が足りるわけありません。

 

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我々、自動車業界はこの数十年で大きく変わらざるをえない状況になってきている訳です。

これだけ台数が多くなってくると、交通事故も増えるはずです。

するとどうやって交通事故を無くすのかというのは、社会的なテーマになってくるはずです。

 

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一方で我々のように、自動車が大好きでこの世界に入ってきて、日々、運転する喜びを感じている人間と、

そうではなく、仕方なく毎日自動車に乗っている人間との棲み分けと共存の問題も出てきます。

 

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これは本当に大きなテーマです。

清水先生のお話は途中から自動車のお話ではなく街づくりのお話になってきました。

先ほど申し上げましたように、無人で動く車はもはや自動車ではないからです。

名前はなんとつくかはまだ分かりませんが、社会インフラとして無人の箱が世の中をうろつくようになる。

そうなってくると車だけでなく、街も一緒に作っていかないといけないのです。

 

後半は、参加者からの質問を受け付けました。

盛んに議論が展開され、非常に有意義な時間でした。

 

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最後に三宅部会長から記念品の贈呈です。

 

清水先生、今回は本当に貴重なお話をありがとうございました。

 

ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一

 

 

 

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