ドイツ大使館のBMW7のドアのへこみを修理
2014年05月/14日 更新
今回のお客様は特別なVIPの方です。
なんとドイツ大使館様です!
すごい物々しい警備があり、車とボディーチェックを受けてからの入場になりました。
それだけで緊張マックスです。
すると中には当然ですがドイツ人の方が沢山!
まるで外国に来たようです。
今回の修理の依頼が来た車はこちら!
BMW7です。かっこいい。
フロントフェンダーにはドイツ国旗が立てられるように改造してあります。
007のようないろんな特殊機能がついているのでしょうか・・。
ブルーの外交官ナンバーがついています。
見ているだけで重厚感があります。
あいにくの雨でしたが、早速作業にかかりました。
ヘコミはフロントドアの下の方です。
花壇の角にドアを開けたときにぶつけてしまったようです。
ここまで車が高級できれいだとドイツ政府の要人をお乗せするときにもヘコミがあるとかっこわるいですもんね。
早速、がんばって修理したいと思います。
ヘコミは小さいですが非常に深いです。
とがったものが突き刺すようにへこんでいます。
今回はアプローチが非常に大変でした。
ツールが入るような水抜き穴もなく、かといって内装を外すのも非常に大変そうに見えました。
しかし幸いにも下にゴムのモールがついており、それを外したモールを止めるクリップの穴から工具を入れて修理しました。
しかし!
非常に鉄板が硬い!
これは特注のボディなのでしょうか?
ありったけの力を入れておして、こんな小さなヘコミがやっと出るようでした。
こんな感じできれいに直りました。
仕上がりをドイツ人の担当者の方にチェックして頂きOKをもらいました。
本当に貴重な体験をさせて頂きました。
ありがとうございました。
ヘコミ救急隊 石原潤一