山形県寒河江市の自動車整備振興会でデントリペアについて講演
2014年12月/08日 更新
今回は山形県寒河江市の自動車整備振興会にお招き頂き、デントリペアについて講演させて頂きました。
今年の8月に山形県の天童市で大きな雹災害があり、この地域の自動車業界の皆様のデントリペアに対する関心は
非常に高いということもあり実演をさせて頂くことになりました。
今回は講師にブラジル人ヘイルマンのオカノ・トオルとタケダ・マサオを連れての参加です。
初めにデントリペアの特徴についてお話しました。
板金塗装と比較して金額が安く、スピードが速く、塗装しないので色変りしない事。
しかしデメリットとして大きなへこみは直せない事。
ドアえくぼの場合はデントリペアの見積もりが簡単な事や、
出張修理が可能なので納車引き取りのリスクもなく
代車も不要だというメリットもお話しました。
まず始めに、3cmほどのへこみを作り直してみせました。
みんな「おお!すごい!直ってる!」と感嘆の声を上げていました。
続いて今度は体験のコーナーです。
実際に参加者の皆様に工具を手に取ってもらい、どのぐらいの力で押すと鉄板が動くのかを体験してもらいます。
みなさん口々に「難しいーー!」とお話していました。
真剣な顔でハンマーリングのデモンストレーションをしています。
このハンマーリングはヘコミを裏から押して直すのではなく、
表からヘコミを叩いて周囲に馴染ませて見えなくさせる高度な技術です。
今度はマサオ講師に変わり、次の方に説明をしています。
参加者の皆様も職人の方が多く、技術に関する興味は今まで講演したどの講演会よりも熱気がありました。
私たちヘコミ救急隊は雹災害を追いかけて日本全国をまるでサーカス団のように旅をしながら営業している会社です。
行く先々で、いつも地元の方々に大変に親切にして頂いております。
特に山形県の皆様には本当に良くして頂き、第2のふるさとが出来たような気持でいます。
とても地道ではありますが、こうして少しずつ認知して頂くことがデントリペア業界の
発展に繋がるのではないかと感じでいます。
お招き頂きました、寒河江自動車整備振興会の皆様、本当にありがとうございました。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一