Hotbox(ホットボックス)の販売のご案内 最新デントリペアツール②
2014年12月/27日 更新
前回に引き続き、ホットボックスの紹介です。
この機械はデントリペアの補助ツールとして考えてください。
どのような原理でヘコミが直るのかというとIH(インダクション)で鉄板を暖めて直すという考え方です。
まず、ダイヤルは0.5秒で使う事から練習してください。
このハンドツールの先端を鉄板に接触させてボタンと押すと鉄板が暖められます。
その暖められる範囲が局部的なので伸びた鉄板の逃げ場がなくなって上にへこみが出てくるという仕組みです。
当然、暖めすぎるとこのように塗装が焦げます。
こうなったらもうアウトです。
ヒートガンで焦がすのとは訳がちがく、塗装の下の内側から焦げているのでペーパーをあてても何をしても焦げは消えません。
なので秒数を数えながら慎重に練習してください。
当然、その日の気温によって当てる秒数が変わって来るので注意も必要です。
このホットボックスで直せるのは
・浅い小さいヘコミ
・浅い広いヘコミ です。
逆に小さくても深いヘコミや、プレスラインのヘコミは直せません。
なので軽い雹害車には爆発的な威力を発揮する事でしょう。
また今回の山形県天童市のひょう害車でも、大きなへこみを少し小さくしてから使えば大幅な作業時間の短縮につながります。
さらにこの機械で伸びた鉄板を縮めることもできます。
オイル缶デントのようにぺっこんぺっこんいってしまうような伸びたヘコミもきれいに直ります。
この機械の開発者であるラルフさんと実際にお会いしてこのホットボックスの上手な使い方をレクチャーして頂きました。
ラルフさんはなんと秒数を∞にセットして使っていたのでびっくりしました。
本当に練習とコツが必要な機会ですが、使いこなせるようになればものすごい武器になると思います。
ホットボックス 価格 280,800円(税込)
お問い合わせ 0120-119-807 ishihara@hekomi119.net