ベルタのひょう害車を修理 山形県寒河江市
2015年01月/06日 更新
今回は山形県寒河江工場での作業レポートです。
直したのはベルタ。ちょっと珍しい車ですね。
屋根には120か所もあります。
全体的にボコボコ。
さあ、気合を入れて直していきましょう。
今回、この車を担当しているのはブラジルから来ている助っ人のトオル隊員です。
このように内装を全部外して裏側から押し出して修理します。
あちこちボコボコニへこんでいますね。
トオル隊員はハンマーリングが得意で、念入りにハンマーでヘコミをならしてから押し出します。
またブラジル人デントリペア職人の大きな特徴がこのうらからのポンチングです。
通常、日本人の職人は工具でてこをつかって押し出しますが彼らは裏からポンチで叩いてへこみを押し出します。
これを初めて見た時は本当に衝撃的でした。
この世界は過程はどうであれ、ヘコミがきれいに直っていればそれでいいのです。
彼らが作業をしているのを見ているとずっと飽きずに見ていられます。
ボンネットもあっという間にきれいに直りました。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一