今日からデントリペアの講師を佐竹さんにバトンタッチ
- 2015/02/23 更新
今日からデントリペアテクニカルスクールの講師を佐竹さんにバトンタッチです。
ヘコミ救急隊のデントリペアスクールは複数の講師によってトレーニングするのが特徴です。
このペイントレスデントリペアという技術は人によって押し方や考え方さらには見え方まで千差万別です。
同じへこみなのに使う工具は当たり前のように違いますし、へこみに対してのアプローチも違います。
またライトの位置まで違ったりします。
講師との相性が悪いとどうしても講師が伝えたいことが受講生に伝わりません。
講師「どうしてこれが見えないの!?
ほら、ここがこうなってこうなってるでしょ!?」
受講生「だって見えないものは見えないですよ。」
なんてことになりかねません。
このペイントレスデントリペアとはデントリペアの工具を使ってヘコミを直す技術というより
へこみを「見る技術」だと私は考えています。
複数の講師が関われば、沢山のやり方を体験できるし、沢山の表現方法で
ヘコミがいまどうなっているかを説明してもらえます。
何人かに教わっているうちに
「ああ!見えました!そういう事ですか!!!」
という瞬間がきます。
そこから直せるようになる技術が飛躍的に上がります。
しかしその瞬間まではまるで霧の中を歩くようなもので
確信ではなく勘で直しているような感覚に近いのではないでしょうか。
新川「石原さんと佐竹さんは押し方もライトの位置も全然違うんですね!」
と言っていました。
いろんな人の話を聞きながら少しずつ「新川流」が出来上がっていくのです。
ヘコミ救急隊 校長 石原潤一