シボレーSSRのルーフを鈴木自工さんで修理 山形県寒河江市
2015年06月/15日 更新
今回も山形県寒河江市の鈴木自工さんにおじゃましております。
ここは旧車のレストアからトラックまで本当に幅の広く高い技術を持った会社です。
会社の中を拝見させて頂くと珍しい車が沢山あります。
まるで博物館のようです。
今回は私の営業車のシボレーSSRを見てもらう事にしました。
どこが壊れたかというとこの車はピックアップのオープンカーなのですが屋根が開かなくなってしまったのです。
原因はリアのトランクのスイッチの故障です。
オープンカーはトランクが開いているとオープンにする際にルーフを収納する蓋がトランクに接触してしまうために
オープンにならないようなプログラムがされています。
今回の故障はこのトランクが閉じられているにも関わらずスイッチがオープンになってしまっていて
ルーフが開かなくなってしまっているというトラブルでした。
何社かこの症状で問い合わせたところ、ハーネスのアッセンブリー交換になるので数十万円かかると言われました。
うーん。
屋根の修理だけでそこまでの予算はかけられない・・。
それに故障個所はわかっているのにその交換修理はもったいない・・。
そこで鈴木自工さんに相談させて頂いたのでした。
電気は目では見えません。
なのでまずは配線一本一本が断線していないかを確認する通電の検査から始まりました。
となりで見ていても気の遠くなるような作業です。
特にエラーが見つからなかったのでヒューズボックスを確認しました。
ヒューズのエラーも考えられるので、ヒューズを交互にいろんな場所に置き換えていきます。
まずはトランクのスイッチを作動させなくしてしまう事にしました。
このスイッチが作動しなければ屋根は開くはず。
完璧な修理ではありませんが、ハーネス交換よりも現実的でコストも安く抑えられる修理方法です。
何度かいじっているとルーフのスイッチまで電源が来るようになりました。
あともう一歩です。
ようやくルーフ格納の蓋が開きました!
そしてついに!!!
完全にオープンになりました。
うれしーーー!
鈴木自工さん、すごい!すごい!
感動です。
次の作業はドアにフットライトをつけてもらう作業をしてもらいました。
ドアが開くと足元を照らすライトが光る仕組みです。
またあっという間にバラバラになりものすごく手際よく配線を作っていきます。
出来ました!
かっこいい!
純正部品ではありませんがいろんなメーカーのロゴがでていて愛車をカスタムする事ができます。
今回は本当に鈴木さんにお願いして良かったと思います。
ヘコミ救急隊 石原