マセラティのドアのへこみをデントリペアで修理　　　埼玉県ふじみ野市

 　今回はマセラティの修理にきています。

　いつみてもセクシーなボディラインですね。

　エンジン音もすごく甲高くてレーシングカーそのものです。

　コックピットもこんな感じ。

　すごく重厚感があってなおかつレーシングな感じです。

　さて、今回のへこみ修理の依頼は全部で4か所。　

　最初のヘコミはフロントフェンダーです。

　拡大図です。

　中心にタッチアップの跡があり、少し硬くなってしまっています。

　一番長い工具でテコをきかせ「えいや！」っと出しました。

　かなり手こずりましたが、上手に出てくれました。

　マックスに近い力で押し出したのでちょっとしょっぱなから疲れました。

　さて、次はドアに3か所です。

　全部プレスラインが潰れています。

　ちゃんと直るかなあ。

　一個目はこれです。

　これが最近僕がお気に入りのラチェット式のＬ字ツールです。

　こんな感じでとってがとれるようになっています。

　ラチェット式で8角形になっているので8つの角度で取っ手を固定できるのがとても便利です。

　このお気に入りの工具で作業します。

　しっかりテコはとれているのですが、アルミパネルの為に非常に硬いです。

　汗びっしょりになって2個目を出しました。

　もう鶴の恩返しモードで、体力勝負です。笑

　2つ目のへこみ。

　これが一番手ごわい。

　深くて、中心に傷があります。

　ぬおおおおおおー！

　目いっぱいちからをかけてなんとか深いヘコミが出てくれました。

　よし！最後！

　これは比較的浅め。

　でも、硬い！

　ハンドルノブの近くにあるせいか、今までで一番硬いです。

　どおりゃーーーーー！

　なんとか出てくれました。

　やったー。

　やっと終わった。

 

　仕上がりを担当者に確認してもらいます。

　「いやあ、これはアルミだし、プレスラインが潰れてるから無理だと思いましたよ～。

　　おみそれしました。」

 

　こんな言葉をかけて下さると一気につかれも吹っ飛びます。

 

　いつもご依頼頂きまして、ありがとうございます。

 

　ヘコミ救急隊　石原潤一