埼玉県川越市にて ポルテの雪害車をデントリペアで修理
2016年02月/15日 更新
今回は埼玉県川越市にお伺いしております。
ご依頼頂いたお車はポルテの雪害車です。
あの、大雪の日。
隣の家の雪が落ちてきたらしくこんな悲惨な状態に。
ルーフが2mちかくもへこんでいます。
これは今までで受けた仕事で間違いなく一番大きいヘコミです。
雨が降ると、屋根に水たまりが出来て、ブレーキを踏むと雨がなだれ落ちてくるとか。
あまりにもかわいそうなポルテ。
ご依頼頂いたのが救急隊の隊員の親戚ということもあり、気合が入ります。
やれるだけの事はやってみましょう。
フールライニングを下してみると、骨も含めて思い切りへこんでいます。
骨が折れ曲がっていて、その骨に引っ張られてへこんでいるのがわかります。
まずはこの骨についた糊を切るところから始めます。
こんな感じで、全て切っていきます。
切るだけでだいぶ出てくれました。
表からみるとこんな感じです。
さてここからが戦いになります。
このぐちゃぐちゃにでこぼこの鉄板をどこまで平らに出来るでしょうか?
大きなソフトツールを使い、全体的に押し出していきます。
でっぱりはブリンディングで叩きます。
この作業を何度も何度も続けます。
まるで終わりが見えません・・・。
挌闘する事3時間。
ようやくなんとなくゴールが見えてきました。
あともう少しです。
やったーー!
ようやく終わりました。
あちこちよれよれしていますが、ぱっと見た感じでは気にならないレベルまでは
来たんじゃないかと思います。
持ち主のお客様に確認してもらいます。
「うそーー!すごーーい!全然OKですよーー!」
この一言で全ての苦労が報われた気がします。
本当に大変な仕事でしたが、頑張ったかいがありました。
とても思い出深い仕事になりました。
ありがとうございます。
ヘコミ救急隊 石原潤一
新川英夫