宮城県大郷町にてトヨタISIS(アイシス)のへこみをデントリペアで修理
2016年09月/21日 更新
今日は宮城県大郷町にてトヨタアイシスの修理を行ってきました。
修理箇所はバックドアで手のひら大の大きなへこみです。バックした時に後ろにあった鉄パイプに気が付かずに押し当ててしまったとのことでした。納車半年での事故でお客様もがっかりしておられました。
サイズは大きいのですが、激しく当たったわけではないので、やんわりへこんでいるのと、幸いにもキズがついていないようです。
下から見るとこんな感じです。右の方にもうっすらへこみが見えます。拳大のへこみがもう一つある感じですね。
さて今回のツールアクセスは、バックドアの内張りトリムを外してパネルの裏側に直接アクセスしていきます。
そして登場する道具はこれです。デントリペアツールの中のロッドツールと呼ばれるプッシュ用ツールです。私の仕事の中で最も登場回数の多いツールの1本です。
このロッドツールをこんな感じで、裏側のへこみの位置まで差し込んでいきます。ただ、へこみの裏に当たるだけではだめで、てこの原理で押し出すための支点となる支えを確保する必要があります。今回は押す範囲が広いため、いろんな場所から差し込んで押していきます。
ちょっと時間がかかりましたがなんとか仕上がりました。
へこみが大きくなるとどうしても多少の歪が残ってしまうのですが、今回はほとんど歪は目立たないレベルで治まりました。
お客様にも大変満足していただきました。「また」の無いことをお祈り致します。