練習に緊張感を持たせることの大事さ デントリペアスクール
- 2017/04/26 更新
昨日は3cmのへこみをなんとかクリアしました。
そこで今度は30分のタイムトライアルを付けてチャレンジしました。
すると・・・。
さっき出来た事が出来なくなってしまいました。
理由を聞くと、 30分以内にあげないといけないと思ったら気持ちが焦ってしまい、
プチプチを作ってしまった。
そこからリカバリーするのに時間がかかり、結局時間内には出来なかったとのこと。
この練習に「プレッシャーをかける」という行為はデントリペア職人になる上で非常に重要です。
というのは、まだまだこの職業は珍しがられる為にどこに行ってもお客さんが横について見ているケースが多いからです。
横について作業を見られると、緊張で出来なくなるようではプロとは言えません。
逆に手を動かしながら、気の利いた会話をお客さんと話しながら気がついたら直ってる!
ぐらい出来るようになりたいところです。
しかし、練習でその緊張感を出すのはとても難しいです。
その為の工夫がタイムトライアルになるという訳です。
またデントリペア職人としての生業を成り立たせる為には最低でも1日5件ぐらいはこなしたいところです。
しかし、1件に2時間かけて修理していたら5件こなす事は不可能です。
ボンネットをやったり、ルーフをやったりと気分を変えて集中力が切れないように工夫しながら練習を続けます。
午後からは座学の時間です。
今日は新規開拓をして営業する方法について勉強しました。
どんなに上手にヘコミを直せるようになっても、お客様をゼロから集めるノウハウがないと
この業界でご飯を食べていく事は出来ません。
ヘコミを直せるようになる技術と同じくらい営業力が大事な要素となります。
効率の良い営業方法とはなんでしょうか。
コスト(広告宣伝費)をあまりかけずにお客様を増やせたらいいですよね。
では一番安い広告宣伝方法とはなんでしょうか?
それはクチコミです。
今回の座学ではどのようにしてクチコミをコントロールするのかについて勉強しました。
これは行動心理学に基づいたマーケティングの手法です。
少しずつ開業日が迫ってきていて、いろんな事がより具体的になってきました。
ヘコミ救急隊 石原潤一