パッソ(PASSO)の雹害車をデントリペアで茨城県ひたちなか市にて修理
2013年09月/09日 更新
今回はトヨタ パッソ(PASSO)の雹害車を デントリペアにて修理したレポートです。
雹害車とはひょうの被害にあった車のこと。
ひょう害車こそデントリペアで修理するには最適な車です。
通常の板金で直す場合は屋根は交換になってしましますが、そうすると事故車になってしまうんです。
しかしデントリペアで修理すれば事故車になることはありません。
見てください。ボンネットには6か所のヘコミがあります。
屋根には12か所ヘコミがあります。
ひょう害車にしてはかなり軽いです。
通常、ひょう害車となると屋根には数百個のヘコミがあります。
屋根中がボコボコですね。
きっとこの被害にあわれたお客様はすごくショックだっただろうと思います。
きれいに蘇ってもらえるように気持ちを込めて修理したいと思います。
デントリペアとは裏から押し出す技術です。
ひょう害車の場合は、屋根の内装をぜんぶはがして裏から一つづつ丁寧に作業します。
ヘコミ救急隊、練馬店の南雲隊員です。
見てください、この表情。
めちゃくちゃ真剣に修理をしております。
でたーー!トリプルライト!!
業界以外の人にはなんのこっちゃって話ですが、このライトが沢山あると仕事の効率が上がるのです!
テンションもあがります。笑
おや!?右側になにか大きそうなヘコミがみえるような・・。
キターーーーーー!
完全にボスキャラです。
これはでかい。ひずみも入れると20cmはあります。
一体、どれだけ大きな雹だったのでしょう???
聞いた話ではソフトボール大の雹がふったとか。
まずはヘコミの周りをたたいて、伸びた鉄板を四方八方に散らせるように下準備をします。
そして、下準備がおわったらようやくヘコミの真ん中を慎重に押すのです。
どうですか???
かなり格闘しましたが、このボスキャラもなんとかきれいに直りました。
きっとボコボコだった車がきれいに戻ったので、このパッソ君もご主人様にもう一度かわいがってもらえるでしょう。
ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一