ESTIMA(エスティマ)の雹害車をひたちなか市で修理

2013年09月/30日 更新

へこみ救急隊埼玉店担当の石原潤一
ESTIMA(エスティマ)の雹害車をひたちなか市で修理

今回の車はエスティマの雹害車です。

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昨年の5月に茨城県で発生した雹災害にあった車です。

雹災害なので車のほぼ全てのパネルにヘコミがあります。

ボンネットはこんな感じ。

黄色いテープが全てヘコミです。

一つのヘコミの平均の大きさは約3cm。

ボコボコです。

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フロントフェンダーもボコボコ。

きっと当たった時はすごい音がし事でしょう。

オーナーの方に怪我がなければ良いのですが。

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ドアのあちこちにもヘコミがあります。

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リアフェンダーもこんな感じ。

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うわーーー!

ピラーがひどい!!

これ本当にちゃんと直るのかな・・。

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早速修理の開始です。

このようにルーフライニングを落として作業します。

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オーマイガッ!!

ルーフがひどすぎる!5cmくらいのヘコミが沢山ある!!

数を数えたら全部で250箇所もへこんでいます!!

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泣きそう・・。

ちょっと戦意喪失ぎみ・・。

 

でもやるしかない!!

今回は被害がひどいのでリアゲートを外しての修理です。

僕がルーフの後部から。

南雲隊員が前から直していきます。

 

ヘコミが何百個もある雹害車を直すコツは、ルーフパネルを頭のなかで何分割にも分けて取り組むことです。

そうしないとこのエンドレスな作業にどんどん気が滅入ってくるのです。

 

またヘコミは何百もありますが、全て形が違うのです。

すごく単調な作業に見えますが、実はすごく頭を使います。

「このヘコミは右側の方が深いから、アプローチはこの深いところからだな。」

「このヘコミはビームの中にあるから薄い工具を使わないといけないな。」

なんてあれこれ考えながらやっていると、あっという間に1日が終わってしまいます。

 

またもう一つコツがあります。

それは「ヘコミを1箇所づつ直さない!」という事です。

通常、ヘコミを直す場合は裏から押したり、上からたたいたりしながら鉄板の表面を平らになるように調整していきます。

しかし、その際に裏から押すデントツールと上からたたくポンチに持ち代える動作を1箇所のへこみを直すまでに何度もやるのです。

でもそれを250箇所のへこみでやるとしたら1日で何回工具を持ち代えるのでしょうか?

それは数千回になるでしょう。

 

それではあまりにも時間のロスが多くなります。

なのでなるべく工具を持ち代えないで直せる工夫をするのです。

この工夫をすることでヘコミの多い雹害車は修理時間を劇的に早くすることができます。

 

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2日間の格闘の末、ようやく直りました。

ふう。ようやく直った。

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どうですか??

平らな所がないくらいボコボコにへこんでいましたがきれいに直りました!

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最後にいろんな角度から完成検査をします。

こうやって角度を変えて検査する事により、直し漏れをなくす事と仕上がりの精度を上げる効果があるのです。

 

全ての角度からの検査がおわり、お客様にOKをもらい完成です。

 

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うまい!!

超ご満悦の南雲隊員。

 

厳しい戦いだった為に仕事の後のビールがめちゃくちゃうまかった。

きっとお客様にも喜んでもらえる事だと思います。

 

ヘコミ救急隊 隊長 石原潤一

      練馬店 南雲康広

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